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鹿島・安西 3位争い最大のヤマ場を前に「来年のACLを取ることでしか、鹿島のために戦えない」

[ 2021年11月5日 18:31 ]

鹿島のDF安西幸輝
Photo By スポニチ

 J1鹿島のDF安西幸輝(26)が難敵を倒し、ACL切符を引き寄せる。チームは5日、次節7日のホーム浦和戦へ向けて鹿嶋市内で調整。来季のACL出場権が懸かる3位争い最大の大一番を前に、背番号2は「この3ポイントというのは、今季1番大事な3ポイントになる。タイトルを逃してしまったのは本当に申し訳ないが、勝ち点3を取ってACL圏内に入りたい」と力を込めた。

 今季は残り4試合で、3位争いは佳境を迎える。現在3位神戸とは勝ち点5差。勝ち点59で並ぶ6位浦和に敗れれば、最終節を待たずに3位入りが消滅する可能性がある。すでに今季無冠は確定しているだけに「僕たちは来年のACLを取ることでしか、今はサポーターや鹿島のために戦えない」と、背水の覚悟で挑む。

 先月末の天皇杯準々決勝で川崎Fに敗れ、安西は「正直、心にぽっかり大きな穴が空いた」と振り返る。しかし「僕らにはまだリーグ戦を戦う目的がある」と、決して下は向かなかった。J1史上初の1700得点へあと1点と迫る一戦。節目の記録を達成し、ACL切符をたぐり寄せる。

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2021年11月5日のニュース