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前田大然、最終予選代表初選出に「ゴールという形で日本を勝利に導きたい」

[ 2021年11月5日 12:45 ]

前田大然
Photo By スポニチ

 W杯アジア最終予選のベトナム戦(11日)、オマーン戦(16日)に臨む日本代表メンバーに招集された横浜のFW前田大然(24)が5日、選出後初のオンライン取材に応じ、「ゴールという形で日本を勝利に導きたい」と意気込みを語った。

 今季J1最多の18ゴールを挙げている韋駄天(いだてん)。A代表への選出は、五輪世代が中心で臨んだ19年南米選手権以来となった。実質、A代表は“初めて”に近い。「今回はJ1でしっかり結果を残したから選ばれたと思っているので、そこは誇りに思ってやっていけたら」と話した。

 選出は横浜の強化担当者から直前に知らされたという。「嬉しかった。でも自分一人の力で入れたとは思っていなかった。チーム(横浜)の中で点を取れたから選ばれたと思ったので、チームメートに感謝しました」。家族と両親にも連絡をすると、喜んでくれたという。

 日の丸を背負うのは途中出場3試合で1得点を挙げた東京五輪以来。先月の最終予選オーストラリア戦で勝利に導いたMF田中(デュッセルドルフ)に加え、今回はMF三笘(サンジロワーズ)、DF旗手(川崎F)、FW上田(鹿島)も招集され、五輪メンバーがさらに増えた。

 「本来はもっと早く五輪世代が割り込んで下から底上げしないといけない状況ですけど、それが全然できていない。下から底上げできれば日本はもっと強くなれると思う。まずは試合に出ないと話にならないと思いますし、出たときには結果にこだわって勝利にこだわっていきたい」と意気込む。

 7大会連続のW杯出場へ、森保監督も「土俵際での戦い」と表現する絶対に負けられないアウェー2連戦。「(W杯は)サッカーをやっている選手たち全員が夢見ているところやと思う。それに少しでも関われるというのは嬉しい。でもここがゴールじゃないので、しっかり結果を残して次のステップに行ければいい」。満を持して招集された韋駄天が、結果を残してW杯への道を照らす。

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2021年11月5日のニュース