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【インタビュー】FC東京中村拓海 長友からかけられた言葉に「とても刺激になる」

[ 2021年10月31日 17:43 ]

インタビューに応じる中村拓(C)F.C.TOKYO
Photo By 提供写真

 FC東京のMF中村拓海(20)がこのほどインタビューに応じ、リーグ戦のラスト5試合に向けて意気込みを語った。チームの次戦は11月3日のホーム清水戦となる。同試合では「NO PLANET, NO TOKYO」が開催され、当日は来場者先着2万人にFC東京のチームカラーの青と赤、地球を覆う海のイメージを取り入れてデザインされた特製Tシャツがプレゼントされる。

 ――今季も残り5試合になった
 「最近、セットプレーからの失点やもったいない失点が多い。そこをどれだけ少なくして、自分たちのチャンスで確実に決められるかが大事になる」

 ――個人として残り試合での目標など
 「もう無冠は決まっているが見に来てくださる方も応援してくださる方もいる。個人的には攻撃ではアシストを何回かできたらいい」

 ――終盤になって調子をあげてきた。
 「自分でもいろいろあったシーズンだった。できないことをできるようにすることに取り組んできた。それがやっと結果というか、形に表れてきたのかなと最近感じられている」

 ――具体的には
 「守備面をずっと言われていた。自分の1対1の間合いやポジショニング、球際をずっとやってきた。最初は上手くいかなかったが、10月くらいになってようやく自分のものになってきたというか、フィジカルコーチがストレングスとかに付き合ってくれるので、相手に対して強く行けるようになった部分も多い。守備面を少しずつできるようになって、攻撃が楽になった」

 ――攻撃面の良さもより際立ってきた
 「シーズン開始当初は守備面のことで頭がいっぱいで、整理できていない部分はあった。求められていることをしないといけないし、いろいろ考えてやっていた。最近になって守備も成長した手応えがあり、守備にかける労力を減らして攻撃に対していろいろ考えられるようになった」

 ――長友選手の加入での刺激は
 「身近にスーパープレーで見ていたような人、ゲームで出てくるような人がいるのはとても刺激になる。言葉にも重みがあって、いろいろ勉強にはなっている。(長友選手からは)攻撃はいいものがあるから、あとはアジリティーや強さ、インテンシティーを高めたらもっと上にいけるから頑張れよと言ってもらった」

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2021年10月31日のニュース