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WEリーグ千葉が強敵破りホーム初勝利 猿沢監督「今季一番の試合」

[ 2021年10月31日 19:24 ]

Yogibo WEリーグ第7節   千葉2―1三菱重工浦和 ( 2021年10月31日    フクアリ )

<千葉2-1三菱重工浦和>前半、ゴールを決めたFW大沢春花(右から3人目)ら千葉イレブンがハートマークで喜びを表現する
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 なでしこジャパン経験者不在の千葉が同候補5人を擁する三菱重工浦和を撃破し、ホーム3試合目で初勝利を挙げた。昨季なでしこリーグと皇后杯で3戦全敗だった強敵相手に快勝。指揮2年目の猿沢真治監督(52)は「今季一番の試合。共通理解を持って攻撃を仕掛けられた」と選手を称えた。

 開始早々の前半3分にMF田中真理子(28)のリーグ初ゴールで先制。前半42分にはFW大沢春花(20)がヘディングシュートのこぼれ球を自ら押し込み、リードを広げた。後半は防戦一方となり実に17本のシュートを浴びたものの、1失点で逃げ切った。

 5月に妊娠を公表後もチーム練習に参加していたFW大滝麻未(32)が産休に入ってから、チームは初勝利を含む2連勝とした。その2試合で3得点と活躍した大沢は「麻未さんが安心してお子さんを産めるように、自分たちは結果を出すことしかできないので良かったと思う」と笑顔。昨季なでしこリーグでチーム最多の9得点を挙げた大黒柱の不在に「去年までは(長身の)麻未さんに当ててという攻撃の形が多かった。そこに自分が入る形だけど、タイプも違うので、違った形での攻撃をチームでしていかなければ」と自覚を口にしていた。

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2021年10月31日のニュース