川崎F　ACL8強へケガ人続出も鬼木監督「攻撃的に戦う」　14日決勝T1回戦VS蔚山

川崎Ｆの鬼木監督
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　アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）は14日に決勝トーナメントが開幕し、各地で一発勝負の1回戦が行われる。日本勢は名古屋とともに川崎Fが先陣を切り、前回覇者の蔚山（韓国）と敵地で対戦。ケガ人が続出するなど苦しい状況でも、Jリーグ王者は4大会ぶり4度目の8強入りを目指す。

　川崎Fが逆境をはね返して“日韓頂上対決”を制す。負ければ即敗退となる大一番。前回覇者で、今季もリーグ首位を走る蔚山について、鬼木監督は前日会見で「選手は皆レベルが高い。自分たちの戦い方、強みを出さないと勝てる相手だと思っていない」と強い警戒を示し「受けるのではなくて、攻撃的に戦うこと」をポイントに挙げた。

　チームは今月5日にルヴァン杯で敗退。主将のDF谷口やMF大島ら多くのケガ人を抱えている。今遠征では、韓国政府が定めた厳格な新型コロナウイルスの水際対策もあり、2日かけて現地入り。ハンデを背負ったが、両国の意地と意地がぶつかる一戦へ、DF登里は「勝つために準備をしてきた。強気で勝ちたいと思います」と力強く誓った。