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日本代表 中国下しW杯アジア最終予選初勝利 大迫弾を最後まで守り切る

[ 2021年9月8日 01:54 ]

W杯アジア最終予選B組   日本1―0中国 ( 2021年9月7日    カタール・ドーハ )

<中国・日本>前半40分、先制ゴールを決める大迫(中央)(C)JFA
Photo By 提供写真

 男子サッカー日本代表は7日、W杯カタール大会アジア最終予選第2戦(カタール・ドーハ)で中国代表を1―0で下し、同予選初勝利。前半40分にFW大迫勇也(31=神戸)が決めた1点を守り切り、勝ち点3を獲得した。

 ホームで黒星発進の日本は、オマーン戦から先発メンバー4人を変更。FW大迫(神戸)、MF伊東(ゲンク)、MF柴崎(レガネス)、MF遠藤(シュツットガルト)、DF長友(無所属)、DF吉田(サンプドリア)、GK権田(清水)の7人が2試合連続のスタメン入り。FW古橋(セルティック)、MF久保(マジョルカ)、DF室屋(ハノーバー)、DF冨安ら4人が先発起用された。

 試合は前半から自陣に引いて守る中国からなかなかゴールが奪えず。前半23分には久保が大迫とのワンツーからペナルティーエリア内で相手DFをシザーズフェイントで翻ろうしながら右足を一閃。ボールは惜しくも左ポストに弾かれゴールとはならなかった。

 圧倒的に攻め込んでいた日本は前半40分に待望の先制点。右サイドを突破した伊東からのクロスボールを大迫がゴール前に飛び込み豪快ジャンピングボレー。難しい体勢だったがうまく右足を合わせネットを揺らした。

 後半5分には古橋が負傷交代となるアクシデントが発生。代わって原口が途中投入された。後半は前半から一転、中国に攻め込まれる場面が増えるも何とか1点を守り抜き勝ち点3を獲得。FWアラン、FWアロイジオなどを途中投入し、ブラジルからの帰化選手を4人同時起用してきた相手に苦戦。低調な内容でも同予選初白星を手にした。

 ▼W杯アジア最終予選 日本(24)はアジア最終予選でオーストラリア(35)、サウジアラビア(61)、中国(71)、オマーン(79)、ベトナム(92)と同じB組に入った。同予選は2次予選を突破した12カ国がA組、B組に分かれホーム&アウェー総当たりで各2度対戦し、各組上位2カ国計4チームがW杯本大会に出場。A組3位とB組3位はアジアプレーオフで直接対決し、勝者は大陸間プレーオフに進出。ここでも勝利することが出来れば、本大会出場の権利が得られる。※()内数字はFIFAランク

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