頼むで、乾！C大阪のキーマンに小菊監督「もう試合ができる」　5日のルヴァン杯・G大阪戦に出場濃厚

C大阪への復帰した乾（C）CEREZO　OSAKA
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　C大阪に10年ぶりに復帰した元日本代表MF乾貴士（33）が、ダービー逆転突破への切り札になる。5日にルヴァン杯準々決勝第2戦のG大阪戦（パナスタ）を控え、小菊昭雄監督（46）がオンラインで取材対応。この一戦でデビューすることが濃厚な背番号23の状態について「もう試合ができるコンディションにはある」と説明した。

　宿敵との対決はホームでの第1戦を0―1で落としており、4強に勝ち上がるためには第2戦で勝つことが最低条件だ。「貴士のテクニックやシュート力、突破力は日本でもトップクラス。彼がセレッソに入ってくれたのは大きい」と指揮官。大黒柱の元日本代表MF清武が離脱した中、帰ってきたドリブラーへの期待は大きい。

　8月31日に加入が正式発表されたが、その前から古巣の練習に参加してきただけに、連係の不安も少ない。復帰会見で「いいチームをつくることを考えている。そこをしっかりやっていきたい」と語った乾が、その第一歩を刻む。