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鹿島、無観客のホームで連敗「国内3冠」の夢散るも、MF荒木「シーズンが終わった訳ではない」

[ 2021年9月5日 21:01 ]

ルヴァン杯準々決勝第2戦   鹿島0―2名古屋 ( 2021年9月5日    カシマサッカースタジアム )

<鹿島・名古屋>前半、荒木のシュートはポストを直撃(撮影・篠原岳夫)
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 2年ぶりの4強進出はならなかった。鹿島は0―2で敗れた1日の第1戦に続き、ホームで名古屋相手に連敗。準決勝進出には3点差以上が必要だったが、前半22分に左サイドを崩されて失点すると、後半12分に追加点を許して力尽きた。相馬直樹監督(50)は「0―2からのスタートで追いつき、ひっくり返したいゲームだった。たらればになってしまうが、こういう展開でファーストチャンスを決めきれないと」と悔やんだ。

 攻撃陣も再三の好機で決めきれず、2試合連続の無失点。リーグ2番目に少ない失点数を誇る相手の堅守を、最後までこじ開けることはできなかった。それでも、指揮官は「1点取られた段階で、4点必要な中でトライしてくれた。選手が最後まで諦めずにファイトしてくれたことに感謝したい。このエネルギーをリーグ、天皇杯へ使っていきたい」と、必死に前を向いた。

 茨城県独自の緊急事態宣言による無観客開催。クラブ30周年の今季、国内3冠を掲げていたが、サポーター不在の試合で目標が砕かれた。だが、MF荒木遼太郎(19)は「シーズンが終わった訳ではない。まだ大事な大会が2つ残っているので、切り替えていくしかない」と、残る2冠をしっかりと見据えた。

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2021年9月5日のニュース