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中国メディア 日本代表の“3つの欠点”を指摘 W杯アジア最終予選第2戦へ「思ってたよりも怖くない」

[ 2021年9月5日 18:18 ]

<日本・オマーン>後半、失点したイレブンに大きな声で指示を出す森保監督(右手前)(撮影・小海途 良幹)
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 中国メディアの「捜狐体育」は5日、男子サッカーW杯アジア最終予選の第2戦日本戦(7日、カタール・ドーハ)に向け「日本代表には3つの欠点がある」と指摘。初戦黒星発進となった中国代表だが、この3つのポイントをうまく使えば“絶望的な状況”ではないと報じた。

 同メディアは日本に対し「アジアNO.1の存在だったが、思ってたよりも怖くない」と報道。日本の抱えている“欠点”の1つ目が「体力(疲労)の問題」と指摘。「日本チームはほとんどの選手が海外でプレーしており、ヨーロッパから戻ってきて日本でオマーンと対戦。さらに今回はカタールのドーハまで移動して戦わねばならず、オーストラリア戦をカタールで行った中国は移動する必要がなく試合後はゆっくり過ごせている」と説明。DF吉田やMF遠藤など東京五輪から休みなく戦い続ける選手が多いことが“追い風”になるとした。

 2つ目の“欠点”には「メンタリティ(精神面)の問題」を指摘。「日本は第1戦に敗れたことで、第2戦に勝たなければならないというプレッシャーがのしかかっており、さらに試合のパフォーマンスが国内メディアに批判され、森保監督は解任の危機に陥った。一方で中国はオーストラリアに敗れることは想定内のためショックは受けておらず指揮官も解雇の危機には陥っていない」と報じた。

 最後の3つ目は「FW(フォワード)の無力感」という“問題”を挙げ、「日本サッカー界の優秀な選手は主にMF(中盤)やDF(守備陣)にいて、強力な得点源が不足している」と指摘。中国にはブラジル出身のFWエウケソンやスペイン1部エスパニョールでプレーするFWウー・レイを軸に、控えにもブラジル出身のFW2人(アラン、アロイージオ)がいるとし、“FW陣”では中国に分があると予想。オーストラリア戦は出番のなかった両選手(アラン、アロイージオ)の先発起用や早めの投入を考えるべきだと伝えていた。

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2021年9月5日のニュース