×

浦和はFW投入されたDF槙野の劇的弾で4強進出!「5分でも仕事出来ると思っていた」

[ 2021年9月5日 20:35 ]

ルヴァン杯準々決勝第2戦   浦和3―3川崎F ( 2021年9月5日    等々力 )

<ルヴァン杯準々決勝第2戦 川崎F・浦和>試合終了の瞬間、準決勝進出を喜ぶ浦和・槙野(右)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 浦和は5日、川崎Fとのルヴァン杯準々決勝第2戦を3―3で引き分け、2戦合計4―4、アウェーゴールの差で準決勝進出を決めた。土壇場で勝負を決めたのは後半アディショナルタイムに「FW」投入されたDF槙野智章(34)だ。左CKをDFショルツが折り返す。相手GKが弾いたボールに即座に反応し、右足で押し込んだ。「DFW」の面目躍如となった。

 試合後の槙野は「試合の展開を見ていて今しかないと。5分でも仕事できると思っていた。イメージはしていた。ユンカー選手が2点目を取ってからは皆が前向きに、最後までという思いがあった。僕もその勢いに乗った」と興奮気味に振り返った。

 一時は2点差を追う苦しい展開となったが、後半42分、FWユンカーが反撃の狼煙(のろし)となるゴールを決め、土壇場でのミラクル弾に繋げた。試合後、ロドリゲス監督は「奇跡を起こすことを考えていた。槙野には昨日、点を取りにいくときに“FWで起用することも考えている”と伝えていた」と明かした。
 

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月5日のニュース