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MF柴崎 10カ月ぶり代表「僕がいない間にいろんな選手が出てきた」 若い世代の突き上げに期待

[ 2021年9月1日 13:21 ]

柴崎岳
Photo By スポニチ

 W杯アジア最終予選の初戦オマーン戦(吹田)を翌日に控えた1日、10カ月ぶりの代表復帰を果たした日本代表MF柴崎岳(29=レガネス)がオンライン取材に応じた。

 3月、6月の活動は所属クラブの事情や負傷の影響で見送られ、代表参加は昨年11月のオーストリア遠征以来。「僕がいない間にいろんな選手が出てきた。いろんな選手が出ても戦えるというある程度指針のようなものができてきていると思う。個人的には競争という感覚ではなく、チームとしてどう成長していけるかにフォーカスしている。その中で自分のパフォーマンスをどう出していくかに集中している」と話した。

 MF田中碧(22=デュッセルドルフ)やオーバーエージ枠で参加したMF遠藤航(28=シュツットガルト)が出場した東京五輪代表の日本の試合は、全試合見ていたという。「一戦一戦選手が成長して、自信を持って戦っていくのは見てとれた。何人かここからA代表に食い込んで、これからA代表を成長させていけるなというところは、非常に興味がある。そうしていかないといけない世代だと思う」と若い世代の突き上げに期待した。

 オマーンとは19年1月のアジア杯1次リーグ第2戦で対戦。自身も遠藤とのダブルボランチで先発し、1―0で勝利した。「今思い返しても簡単ではない相手だった。今回はホームというアドバンテージはありますけど、最終予選の1回目の試合という緊張感もあるでしょうし、どういった試合になるかは見てみないと分からない。あまり情報がないので、試合に入ってから見るべきところがたくさんある。今までやってきた日本での戦いを、sまずはしっかり出すことが大事」と力を込めた。

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2021年9月1日のニュース