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日本代表MF堂安律、表情を引き締める「勝つのは簡単ではない」

[ 2021年9月1日 13:49 ]

ドリブルする堂安(左)(撮影・小海途 良幹)
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 日本代表MF堂安律(23=PSV)が1日、あす2日のW杯アジア最終予選初戦オマーン戦(パナスタ)に向けてオンラインで取材対応した。自身初の最終予選に向けて「対戦相手のメンタリティーは圧倒的に(これまでと)違うと思う。勝てばW杯に行けるというところでは、簡単に勝てる試合はない。日本はW杯に出て当たり前、というプレッシャーがある中で勝つのは簡単ではない」と、表情を引き締めた。

 昨季はドイツ1部ビーレフェルトへ期限付き移籍し、34試合に出場し5得点をマーク。今夏にドイツへの移籍も報じられていたが、残留することが決まった。それでも、堂安は「決まったところで自分の力を出すというのが、プロとして自分がしなくてはいけないこと。自分の行きたかった思いもあったが、今は所属先のことではなく、日本代表のことを考えてプレーするように心がけている」と、すでに気持ちは切り替えている。

 東京五輪では全6試合に出場するも、1次リーグ第2戦メキシコ代表戦での1得点に終わった。「チームを勝たせる数字を出すこと。それがウインガー、アタッカーとして一番評価されること。そこが、自分も五輪で出た課題なので、そこも出して行ければ。五輪世代が台頭してA代表、スタメンにどんどん名前を出していかないといけない。僕もそこは責任を持っている」と、五輪での悔しさは結果で晴らす。

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2021年9月1日のニュース