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C大阪・小菊新監督 攻撃サッカーの伝統引き継ぐも「守備でハードワークできない選手は使わない」

[ 2021年8月27日 21:20 ]

練習を見つめるC大阪・小菊監督(C)CEREZO OSAKA
Photo By 提供写真

 C大阪の小菊昭雄新監督(46)が27日、きょう28日に自身の初陣として迎えるG大阪戦(パナスタ)を前にオンライン取材に応じた。

 レヴィー・クルピ監督の契約解除を受け、前日26日にコーチから監督に昇格。森島寛晃社長と梶野智チーム統括部長から要請され「やるしかないと。自分の経験を還元するタイミングだと思った」と語った。

 98年にC大阪U―15のコーチに就任してからC大阪ひと筋。在籍24年目にして、初めてトップチームの監督に就いた。現在、チームは直近13試合で1勝7分け5敗と苦しむ中、クラブは15年以来6年ぶりとなるシーズン途中での監督交代に踏み切り、バトンを託された。

 「(昨季まで率いた)ロティーナさんのサッカーとクルピさんのサッカーが、シーズン当初は融合されて良いバランスだったが、そのバランスがうまく取れず、攻守両面のバランスというところでは課題があったのかなと。(自身が目指すのは)セレッソといえば攻撃的なサッカーが身上。ただ、まずは守備でハードワークできない選手を私は使わない。守備をやってこその攻撃だと思うので。攻撃に長けた選手が守備を頑張るからこそチームは引き締まる」

 正式な監督として初めて迎える一戦が大阪ダービー。育成年代を指導していた時から常に意識してきたライバルだけに「スタートを切るには最高の相手。ワクワクしています」と語った。

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2021年8月27日のニュース