解任ブースト警戒も…G大阪MF倉田「下位争いか、上に食らいつくか」大阪ダービーを今季分岐点に位置付け

G大阪・倉田
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　あす28日にC大阪との“ダービー”を迎えるG大阪MF倉田秋（32）は、解任ブーストを警戒した。相手は前日26日にクルピ監督との契約を解除し、小菊新監督を迎えての初戦。C大阪所属時に指導を受けた経験がある背番号10は「選手目線で見てくれるし、締めるところは締める人」と能力の高さを熟知しており「今までにないパワーが出てガムシャラにやってくる。チームが一体になって戦ってくる」と口にした。

　あすのリーグ戦を皮切りに、ルヴァン杯準々決勝2試合を含むC大阪との3連戦。その中でもやはり「（明日が）一番重要な試合」と強調する。「勝てれば良い流れになる。下位争いになるか、上に食らいついていけるか、この試合で変わる」と今季のターニングポイントに挙げた。

　リーグ7試合勝ち星がない状況で迎えた19年5月18日の1戦では、倉田の1発で勝利。その後の復調につなげた。「毎年はダービーはキーになるタイミングで来る。あすは内容も大事だけど、何よりも結果。そこを求めてやっていく」。現状は13位と寂しい順位に位置しているが、5試合ぶりの大阪ダービー白星を奪い取り、チームを上昇気流に乗せる。