C大阪　小菊昭雄コーチの新監督就任を発表「必ず軌道修正できる」　初陣はいきなりG大阪とのダービー

C大阪の新監督に就任した小菊昭雄コーチ（撮影・篠原岳夫＝2021年4月6日）

　C大阪は26日、レヴィー・クルピ監督（68）ならびにマテルコーチ（70）との契約解除、そして小菊昭雄コーチ（46）の新監督就任を発表した。成績不振による事実上の解任で、この日の練習前に森島社長と梶野智チーム統括部長から選手たちにも伝えられた。

　今季からC大阪で4度目の指揮を執ることになったクルピ監督だったが、直近13試合で1勝7分け5敗と低迷。現在12位という状況を重く見た森島社長は「変化をもたらす必要があると判断した」と語り、クラブとしては15年以来となるシーズン途中での監督交代に踏み切った理由を説明した。

　新たに指揮を執る小菊監督は、98年にC大阪U―15のコーチに就任し、スカウト時代には香川真司の獲得に貢献したことで知られる。06年からはトップチームのコーチなどを歴任しており「必ず軌道修正できると信じています」とコメントした。

　クラブとしては元日本代表MF乾に復帰を要請している中、まずは新体制で28日のG大阪とのダービーマッチに挑む。