C・ロナウド　今夏ユベントス退団か　アレグリ監督が移籍報道に言及「彼が去っても人生は続く」

ウディネーゼとのセリエA開幕戦ではベンチスタートだったC・ロナウド（ロイター）

　サッカーのイタリア1部（セリエA）ユベントスのアレグリ監督は27日、本拠エンポリ戦への前日会見に出席。移籍報道が加熱するポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド（36）について「もうユベントスでプレーする意志はないと言われた。そのため明日の試合メンバーには入らない」と明かし、エンポリ戦を欠場すると報告した。

　ロナウドは2018年7月にレアル・マドリードから完全移籍でユベントスに加入。チームを2度のリーグ優勝にも導き、3年目の昨季は29ゴールでセリエAの得点王に輝いた。

　アレグリ監督はロナウドについて「人生において物事は変わるものだ。重要なのはユベントスは存在し続けるということ。今まで貢献してくれたが、彼が去っても人生は続く。彼の功績、そして若手の手本なってくれたことに感謝する。しかし、先ほども言ったように、私たちは進まないといけない」と“惜別メッセージ”のようなコメントを残した。

　イタリアメディア「スカイスポーツ」など複数の現地メディアによればロナウドの移籍先候補としてマンチェスター・シティー（イングランド）が浮上しており、「今後24時間以内に決まる可能性がる」と“秒読み段階”であることを報じていた。

　なお同メディアによると、この日までにロナウドとは年俸1500万ユーロ（約19億円）+出来高の2年契約で口頭合意しており、残るはクラブ間合意のみと伝えられていた。