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キエッリーニとアルバ“温度差”の原因は…スペインVSイタリアPK戦前のワンシーンがネットで話題

[ 2021年7月7日 17:00 ]

欧州選手権準決勝   イタリア1―1(PK4―2)スペイン ( 2021年7月6日    ロンドン )

<イタリア・スペイン>PK戦前のコイントスで“勘違いした”ジョルディ・アルバ(左・18番)を笑うキエッリーニ(中央左・3番)(AP)
Photo By AP

 イタリアが延長1―1で突入したスペインとのPK戦を4―2で制し、欧州選手権2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 この白熱した一戦で話題になったのがPK戦前に行われた、両チームの“主将”によるコイントス。はしゃぐイタリアDFキエッリーニと、浮かない表情のスペインDFジョルディ・アルバの“温度差”にネット上では「キエッリーニこわ。PK戦前でこの笑顔は狂気。けどめっちゃ人良さそう」「キエッリーニさん、笑顔とユーモアを絶やさない伊達男」「キエッリーニとアルバのシーン、典型的な陽キャと陰キャで胸が痛くなった」「キエッリーニなんでPK戦前にこんなご機嫌なんだよ、ジョルディ・アルバがドン引きしてるじゃねーかよw」など様々な反応。

 一体どんなやり取りがあったのかネット上でも色々な憶測が飛び交ったが、スペイン紙アス(電子版)によると原因はアルバの“勘違い”だったもよう。通常PK戦では最初にゴールエンドを決めるコイントス、その後に先攻・後攻を決めるコイントスを行う。そしてゴールエンドを決める最初のコイントスでは選手に選択権はないが、ここでアルバが“勘違い”し自らゴールエンドを選ぼうとしてしまったためDFキエッリーニから鋭いツッコミ。この時、ポルトガル語で「嘘つき」というニュアンスの言葉で間違いを指摘されたという。

 それでもアルバは主審に対し猛烈にアピールするも、主審から説明を受け渋々納得。“赤っ恥”をかいたことでキエッリーニからテンション高く笑顔でからかわれてしまったもようだ。スペインでは長く主将を務めていたDFセルヒオ・ラモスが代表落選。今大会主将を務めていたMFセルヒオ・ブスケツは延長戦でベンチに退き、アルバが途中からキャプテンマークを付けてプレー。PK戦でのコイントスという経験が珍しかっため起きてしまった“微笑ましい”ワンシーンだった。

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2021年7月7日のニュース