柏がJ2京都に逆転負け　今季初ゴールの戸嶋「隙があるのが今のチームの現状」

天皇杯　3回戦   柏1ー2京都 （ 2021年7月7日    三協F柏 ）

前半、先制ゴールを決める柏・戸嶋
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　柏はホームで行われた天皇杯3回戦でJ2京都と対戦し、1―2で逆転負けした。先制したが前半のうちに同点とされ、後半終了間際に勝ち越しを許した。リーグ戦を戦う主力メンバーが多く先発したが、J1チームの力を見せることはできなかった。

　前半12分、右サイドで起点となったFWペドロ・ハウル（24）のクロスをMF戸嶋祥郎（25）が右足で合わせ先制。その後もボールを握ってくる相手に対しカウンターでチャンスをつくったが、追加点を奪えなかった。同点で迎えた後半44分ににクリアミスから逆転弾を許し、3回戦敗退が決まった。

　6月に左脛腓骨骨折からの復帰を果たしたMF戸嶋は「当ててふかさないことだけをイメージした」と、今季初ゴールを振り返ったが、笑顔はなかった。「0に抑えていればスムーズに試合が運べたと思う」と反省を口にし、「隙があるのが今のチームの現状」と課題を語った。

　ネルシーニョ監督（70）は「相手は関係なくわれわれの試合運びができるかどうかが一番大事だった」と振り返り、「なによりも勝利で終えられなかったことに悔いが残る」と話した。