×

U―24日本代表MF田中碧 五輪直前の移籍決断「このタイミングで欲しい言ってくれた」

[ 2021年7月7日 14:55 ]

 ドイツ2部デュッセルドルフに電撃移籍したU―24日本代表MF田中碧(22)が7日、オンライン取材で対応。五輪直前に移籍を決断した理由などについて語った。田中が移籍決定後に取材対応するは今回が初。すでに渡独し、新天地でのトレーニングにも参加したボランチは「五輪後に移籍する選択肢もあった。ただ五輪後に遅れて合流することが、どれだけデメリットになるか。それが自分の中では大きかった。市場が動いている中で、五輪でのプレーを見て獲得を決めるのはなかなか難しい」と強調。「海外に行って、一番重要なことは試合に出ること。このタイミングで欲しい言ってくれたので決断しました」と明かした。

 ドイツ2部を選択した理由については、「自分は小さい頃からエリートではない。地に足を付けてステップアップしていく人生。まずはしっかり試合に出て、少しずつ上がっていくことが、自分に向いている、と思って決断しました」と語った。

 また五輪に向けては「まずは初戦。勝つか負けるかで、そのあとのグループリーグの戦い方も違ってくる」と初戦の重要性を口にし、自身の役割に関しては「前の選手たちにうまくボールを届けること。守備でも、なおかつコントロールできれば。自分が目立たないくらい前の選手がしっかり活躍してくれることが、自分の役割だと思う。前の選手が気持ち良くプレーしてもらえるように自分もプレーできれば」と話した。

続きを表示

2021年7月7日のニュース