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J2京都 “悪夢”13失点を喫した柏にリベンジ! GK清水「不甲斐なさ、悔しさ…払拭できた」

[ 2021年7月7日 21:44 ]

天皇杯 3回戦   京都2―1柏 ( 2021年7月7日    三協F柏 )

 柏に競り勝ち、喜ぶ荒木(左から2人目)ら京都イレブン=三協F柏
Photo By 共同

 J2京都が2年越しのリベンジを果たした。19年11月、J2リーグ最終節で屈辱的なJワースト記録13失点を喫した相手に逆転勝利。当時、ゴールマウスを守ったGK清水圭介は「個人的にはすごく意識していたし、1失点したときは(13失点の記憶が)頭をよぎった。でも切り替えて、勝利できて良かった」と笑みを浮かべた。

 16試合ぶりのリーグ敗戦を喫した前節・長崎戦からスタメン総取っ替え。だがターンオーバーによって出場チャンスを得た清水やDF本多勇喜、MF福岡慎平ら2年前のピッチに立っていた選手にとっては絶好の機会だった。そして同点弾を奪ったのは、その試合をベンチ外から見守ったMF中野克哉だった。

 1点ビハインドの前半40分、右からのクロスに頭で合わせて同点。その後は一進一退の攻防が続くが、後半44分にカウンターから途中出場のMF荒木大吾が強烈な左足シュートを突き刺してジャイアントキリングを成し遂げた。清水は「肩の荷が下りたというか…不甲斐ない気持ちや悔しさがあったスタジアムだったので、それを払拭できた」と仲間への感謝を口にした。

 J2クラブながら決勝まで進んだ2011年以来となる4回戦進出。J2リーグでも昇格圏2位と好調の京都が、今大会の“台風の目”になる可能性が出てきた。

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2021年7月7日のニュース