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イタリア スペインとのPK戦を制して53年ぶりの優勝に王手

[ 2021年7月7日 14:51 ]

欧州選手権準決勝 ( 2021年7月6日    ロンドン )

PKの末、スペインを下し歓喜のイタリアイレブン(AP)
Photo By AP

 イタリアが延長1―1で突入したスペインとのPK戦を4―2で制し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 ボール支配率で35%と劣った中でFWキエーザが後半15分に速攻から先制点。同35分に追いつかれると、延長でも決着がつかずにPK戦に突入した。GKドンナルンマは同点弾を決め、相手の4人目で登場したFWモラタを止めて勝利を演出。「チームを助けられると思っていたのでPK戦の前から落ち着いていた。みんなに感謝したい。夢の実現まで、あと一歩に迫ったよ」と息をついた。

 1968年大会以来の優勝に王手をかけたロベルト・マンチーニ監督は「イタリア国民に喜びをもたらすことができて良かった。選手は素晴らしかった。みんな勝利を求めている」とイレブンを称賛した。11日(日本時間12日)の決勝ではイングランド―デンマーク戦の勝者と対戦。53年ぶり2度目の優勝に挑む。

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2021年7月7日のニュース