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神戸が日本代表DF長友獲りへ Jリーガー最高クラス2億円超えの年俸を用意

[ 2021年6月28日 03:00 ]

神戸が獲得に乗り出している日本代表DFの長友佑都
Photo By スポニチ

 神戸が今夏の新戦力として、日本代表DF長友佑都(34)の獲得に乗り出していることが27日、分かった。複数の関係者によると、実力、実績ともに申し分なく現在も日本代表を支える左サイドバックに対し、日本人Jリーガーで歴代最高クラスとなる2億円超えの年俸を用意。本人が欧州でのプレー継続を最優先している中でも、好条件を整え、水面下で動いているという。

 アジアNo・1を目指す神戸は、日本人選手の補強に関して、常に代表クラスの動向は欠かさずに追ってきた。一昨年には日本代表GK川島、今夏までには、浦和加入が決まった日本代表DF酒井の獲得にも乗り出していたという。その中で、マルセイユとの契約が満了となった長友にも注視してきた。

 明大在学中の08年にFC東京でJデビューを飾った長友は、10年にチェゼーナへ移籍。11年冬から名門インテル・ミラノで約7年間にわたって在籍した。日本代表では3度のW杯に出場し、歴代2位となる国際Aマッチ通算125試合出場している。神戸との関わりは少ないが、妻で女優の平愛梨が兵庫県出身というつながりがある。

 本人は欧州でのプレー継続を最優先にしているとみられるが、海外クラブに負けない条件を用意し、可能性を探っているのが神戸。コロナ禍で営業収入が大幅に減少する中でも、徳山大樹社長は「必要な補強であれば行う」と話してきた。今季のACL出場権獲得、来季のアジア制覇を目指す中、今後の動向に注目が集まる。

 ◇長友 佑都(ながとも・ゆうと) 1986年(昭61)9月12日生まれ、愛媛県西条市出身の34歳。東福岡高から明大に進み、在学中の08年にFC東京と契約。その後にチェゼーナ、インテル、ガラタサライ、マルセイユに在籍。国際Aマッチ通算125試合出場4得点。1メートル70、68キロ。利き足は右。家族は夫人と3男。

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2021年6月28日のニュース