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INAC神戸・京川舞がバセドウ病を公表 当面は治療に専念「復活して試合に出ることを目標に」

[ 2021年5月13日 15:31 ]

INAC神戸の京川舞(2015年撮影)
Photo By スポニチ

 WEリーグに参戦するINAC神戸は13日、元なでしこジャパンのFW京川舞(27)がバセドウ病(甲状腺機能亢進症)と診断されたことを発表した。早期の発見と軽度の症状により、当面の間は運動を控え、薬物治療を行いながら治療に専念していくという。

 京川は3月中旬の心拍数、走行距離、運動強度などを計測するGPSセンサー数値で異常が検知された。同月31日の健康診断で再検査となり、神戸市内の病院で精密検査を実施。その結果、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)と診断された。

 クラブを通じて、京川は以下のようにサポーターへとメッセージを送った。

 「INAC神戸のファンのみなさん、いつも応援ありがとうございます!!京川舞です!

 私にとってINAC神戸に入団して10年目の節目となる今年、心待ちにしていた女子プロリーグのWEリーグが開幕します。

 オフシーズンが開けて2月から自主練習が始まり、自分の身体に変化がありました。休み疲れかなと思っていたのですが、メディカルチェックで異常が見つかり、検査をしたところバセドウ病だと判明しました。

 チームが始動して2カ月近く経つのに、調子が上がらず不安な日々が続きましたが、監督やコーチが私の体調の変化に気づき検査を進めてくださったことに感謝しています。病気が見つかり安心しましたが、しばらくして今までのようなサッカーができない現状に苛立ちと残念な気持ちが入り混じり、不安と焦りの気持ちで落ちこみました。

 現在は、少しでもチームのためにできることを毎日考え、少しでも力になれるよう全力でサポートしています。

 復活して試合に出ることを目標に、試合に出られなくてもチームの一員として頑張っていきますので、回復するまでの期間あたたかく見守ってください。これからも応援よろしくお願いします!」

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2021年5月13日のニュース