横浜FC・カズ　「Jリーグの日」に合わせメッセージ「歴史、絆は色褪せず受け継がれて行く」

横浜FCのカズが「Jリーグの日」に向け動画メッセージ（横浜FC提供）
Photo By 提供写真

　横浜FCのFW三浦知良（54）が「Jリーグの日（5月15日）」に合わせ、クラブを通じて動画によるメッセージを寄せた。Jリーグが開幕した93年5月15日、V川崎（現J2東京V）の絶対的エースとして横浜戦（国立）のピッチに立ち、今も現役でプレーする唯一の選手として君臨。J草創期には時代の寵児となり、リーグ全体をけん引、V川崎、京都、神戸、横浜FCでJ1通算139得点、代名詞のカズダンスで多くのサポーターを魅了してきた。

　プロ36年目、前人未踏の54歳シーズンをJ1で迎えた今季も、5日のルヴァン杯湘南戦では今季最長となる24分間プレーし、健在ぶりを示している。

　以下、メッセージの全文。
　「Jリーグを愛する皆さん　そしてJリーグを支えてくださる皆さん、こんにちは。横浜FCの三浦知良です。この度、Jリーグが誕生してから29年目を迎えました。本当に嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいです。

　今現在もそうですが、これまでもJリーグでは幾多の困難がありました。そのような状況でも、誰かが困っていればクラブの垣根を越えて手を差し伸べて、共に乗り越えてきました。Jリーグを通して生まれてきた歴史や絆は決して色褪せず受け継がれていくと思います。

　これからも皆さんと一緒に様々な方に愛されるJリーグ、世界に誇れるJリーグを目指して新たな歴史を刻んでいきましょう」。