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鹿島、J史上2度目の快挙 相手シュート0本に! 名古屋に完封勝ちで今季初3連勝

[ 2021年5月13日 05:30 ]

明治安田生命J1第21節   鹿島2ー0名古屋 ( 2021年5月12日    豊田ス )

<名古屋・鹿島>試合を見つめる鹿島・相馬監督
Photo By スポニチ

 言葉通りの“完勝”で、鹿島が2つの記録を打ち立てた。2位名古屋相手に今季リーグ4度目の完封勝ちで、J史上初の通算300試合無失点を記録。相手のシュートを0本に抑えたのはJ1史上2度目の快挙で、1度目も鹿島が09年11月8日山形戦で記録している。相馬監督は「選手たちが、持っているものを出し切ってくれた」と目を細めた。

 先月14日に監督交代後、真っ先に取りかかったのが守備の改革だった。選手同士のライン間、ボールへの人数のかけ方を再確認。より守備陣がコンパクトになったことで、安定感が増した。前ザーゴ体制ではリーグ戦8試合12失点だったが、相馬体制では5試合1失点。前半32分に頭で先制ゴールを挙げたDF犬飼は「ここ3試合はシュート自体も少ない」と胸を張った。

 これで、相馬体制では公式戦5勝3分けと無敗を継続。今季初の3連勝で7位に浮上した。生まれ変わった「新生・鹿島」の逆襲が始まった。

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2021年5月13日のニュース