なでしこ 死の組…五輪1次リーグで“格上”英国、カナダと同組 高倉監督も苦笑い

[ 2021年4月22日 05:30 ]

抽選をともにJFAハウスで見守った森保監督(左)と高倉監督(日本サッカー協会提供)
Photo By 提供写真

 東京五輪のサッカーの組み合わせ抽選が21日にスイス・チューリヒで行われ、男女の1次リーグの組分けが決まった。自国開催で悲願の金メダルを狙う日本女子のE組は英国、カナダ、チリが入り、強豪と顔を合わせる。7月21日のカナダ戦が初陣で、決勝は8月6日。抽選後に高倉麻子監督(53)がオンラインで会見を行った。

 予想はしていたが、抽選結果に高倉監督も苦笑いだった。日本よりFIFAランクで上位の英国、カナダと同組に。激戦必至となり、指揮官は「みんな“死の組”という言葉が好きですね」と、報道陣に笑い掛け「全員が一つになって全力で戦う」と前を向いた。

 なでしこにとって、最大の敵となるのが2戦目に戦う英国だ。高倉監督就任以降、イングランドには3戦3敗。ピッチを幅広く使って攻め、決定力の高いFWホワイトが仕留めるのが相手の得意パターン。19~20年の3度の対戦で、寄せの甘さやミスを突かれて失点した。一方、狭いスペースの連係では上回っており、「相手が長い刀を持っているとしたら、私たちは短刀で戦う。懐に入って刺す」とイメージする。

 ポイントは勢いをつけたい初戦のカナダ戦。ただ、こちらも難敵で今月の親善試合ではイングランドを2―0で撃破している。「世代交代でチームに波があると思うが、力強さ、個々の破壊力は持っている」と高倉監督。日本は19年に4―0で快勝しているが、楽観視は一切できない。

 目指すは五輪初の金メダル。「米国と決勝の舞台でやりたい気持ちはあるが、一歩一歩戦う」と高倉監督。夢の舞台へ駆け上がるためにも、まずは英国相手に“4度目の正直”を果たす。

 ▼英国女子代表・リーセ監督 楽しみな組に入った。日本は非常に才能あふれるチームで、長年女子サッカー界の強豪として知られている。これで日程と相手が決まったので、五輪に向けた準備に集中できる。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「欧州スーパーリーグ」特集記事

2021年4月22日のニュース