東京V、開幕以来の勝利　明大から新加入FW佐藤凌我が2発「結果を出すことが大事だと」

明治安田生命J2第6節第2日   東京V2―1水戸 （ 2021年4月4日    味の素スタジアム ）

　東京Vが明大から新加入のFW佐藤凌我（22）の2ゴールで開幕以来の勝利を飾った。

　前半2分にスローインからMF佐藤優平（30）のパスから抜け出して左足でゴール右にゲット。同点とされた後半28分には右CKからDF平智広（30）、DF若狭大志（31）とつないで再び佐藤凌が左足で決めた。初先発での大活躍に「この試合は何が何でも結果を出すことが大事だと思っていた。勝利に自分のゴールで貢献できてよかった」と振り返る。先発はこの日昼に伝えられたが、「常にスタートでいける準備はしている。変な緊張はなかった」と、笑顔を見せた。

　前節で新潟に0－7で大敗していただけに負けられないところ。2日には選手だけでミーティングも行い、気持ちを込めて臨んだ試合だった。永井秀樹監督（50）も「厳しい、難しい1週間だったが、選手が日ごろのトレーニングからモチベーション高くやってくれた。それがゲームに出た」と、ホッとした様子だった。