G大阪　35日ぶりの公式戦でスコアレスドロー　DF昌子「プラスにとらえて良い勝ち点1」

明治安田生命J1第7節   G大阪0ー0広島 （ 2021年4月3日    Eスタ ）

＜広島・G大阪＞後半、広島・エゼキエウ（後方）に倒されるG大阪・宇佐美（撮影・成瀬　徹）　　
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　苦境に打ち勝つ――。そんな気概が90分通してチームにみなぎっていた。2月27日の神戸戦以来35日ぶりの公式戦で、G大阪は広島とスコアレスドロー。宮本監督は「選手にとって厳しい1カ月間でピッチに立てる喜びがあった。“感情を込めてプレーしよう”と伝え、それがプレーにつながった。ファイティングポーズを取り続けてくれた」とねぎらった。

　新型コロナウイルス陽性者が8人出て、3月9日から2週間の活動停止。練習再開は同23日からで、練習試合も90分間の紅白戦も行わなかった。“ぶっつけ本番”の広島戦は2倍以上のシュート12本を打たれたが、GK東口を中心に全員が食らいついた。DF昌子は「全員でつかみ取った、プラスにとらえて良い勝ち点1」と昨季リーグ2位の原動力となった粘りの守備に胸を張った。

　リーグ戦は6試合中止で、今後は過密日程が待ち受ける。次戦は今季ホーム開幕戦となる7日の福岡戦。全力で今季初勝利を目指す。