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日本代表“歴史的大勝”W杯予選新記録14得点 大迫ハット&守田、稲垣、古橋が代表初ゴール

[ 2021年3月30日 21:24 ]

カタールW杯アジア2次予選F組   日本14―0モンゴル ( 2021年3月30日    フクアリ )

<モンゴル・日本>後半10分、大迫(15番)がこの日2点目のゴールを決め喜ぶ(撮影・篠原岳夫)
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 男子サッカー・日本代表は30日、22年カタールW杯アジア2次予選でモンゴル代表と対戦。MF南野の先制点が口火となって前半からゴールラッシュ。FW大迫が代表初となるハットトリックを達成。MF守田、MF稲垣、FW古橋ら3人に代表初ゴールが生まれるなどW杯予選の最多得点記録を更新する14―0の圧勝。5戦全勝で勝ち点を「15」に伸ばし、最終予選進出に王手をかけた。

 試合は前半13分にMF南野が先制点。右サイドDF松原からのパスをゴール前で受けると、そのまま左足を振り抜き、ゴール左隅の絶妙なコースに決めた。これで南野はW杯予選開幕から5試合連続得点と自身の日本記録を更新した。

 続く同23分にはDF吉田からのグラウンダーの縦パスをMF南野が絶妙スルー。これが最前線のFW大迫に繋がり、ペナルティーエリア内に侵入。相手GKの動きを良く見ながら落ち着いた右足シュートで追加点。大迫にとって19年9月のパラグアイ戦以来、約1年半ぶりの代表戦ゴールとなった。

 同26分にも追加点。右サイドを突破したMF伊東からのグラウンダーのクロスにゴール前に飛び込んだMF鎌田が右足を合わせ3点目。同33分には再び右サイドを突破した伊東からのマイナスのクロスを、フリーで走り込んだMF守田が右足一閃。低く抑えた弾道のシュートがゴールネット揺らしチーム4点目。さらに同39分、DF松原の右サイドからのクロスが相手DFに当たってそのままゴールイン。5―0とリードして後半へ折り返した。

 後半10分には鎌田が好アシスト。ペナルティーエリア内左でボールに寄せてくる相手DFを背中越しに感じながら華麗なフェイントでかわし、ゴール前へラストパスを供給。これをFW大迫がワントラップから左足で押し込み、この日2点目となる追加点。

 後半23分にも追加点。途中出場で代表デビューとなったMF稲垣がゴール前でFW大迫の落としを右足ダイレクトシュート。豪快にネットを揺らし嬉しい代表初ゴールとなった。

 さらに同28分に伊東が8点目。同33分にはFW古橋にも代表初ゴールが生まれ9―0。その1分後にも伊東がこの日2点目となるゴールを決め、W杯予選の最多得点記録に並ぶ10点目。後半43分には古橋にも2点目となるゴールが生まれ、ついに日本代表新記録となる11点目。アディショナルタイムにはFW浅野、FW大迫、MF稲垣もゴールを決め“歴史的な大勝”を飾った。

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