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JFA田嶋会長、3月日本代表戦は「五輪テストイベントに」 コロナ対策「完全な“バブル”作る」

[ 2021年3月2日 20:11 ]

田嶋幸三会長
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 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(63)が2日、3月に国内で予定する国際マッチで万全なコロナ対策を見据えた。A代表は今月30日にW杯アジア2次予選モンゴル戦(フクアリ)が、U―24日本代表は同26、29日に親善試合アルゼンチン戦(味スタほか)を予定する。「例えばモンゴル戦、アルゼンチン戦は完全な“バブル”を作りたい」と、開催への対策を語った。

 昨年のACL、今年2月のクラブW杯(ともにカタール開催)では、チームと外部との接触を遮断する「バブル」という措置が取られた。田嶋会長は「(選手、関係者を)泡の中に入れ、外との接触をさせずに試合をして帰ってもらう。そのようなことをやらないといけない」と、説明した上で「仮に東京五輪ができれば、テストイベントにもなると思っている」と話した。

 今月7日に期限を迎える東京など1都3県への緊急事態宣言が、解除されるかどうかは現段階で不透明。それでも、田嶋会長は「たらればでは考えたくはない。あくまで、政府に試合開催の了解を得られれば準備をしてやっていく。FIFA、クラブW杯でやったことを我々がしっかりとできる準備をしないといけない」と語った。

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2021年3月2日のニュース