J2山口　収穫の勝ち点1　昨季J2ワースト失点の守備陣が奮闘

明治安田生命J2第1節   山口0-0松本 （ 2021年2月28日    みらスタ ）

＜山口・松本＞前半、中盤で競り合う前（右）と佐藤健（撮影・篠原岳夫）
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　収穫の勝ち点1だ。J2山口はホームで松本と0―0で引き分け。今季から指揮を執る渡辺晋監督は「意図的に崩されるシーンがほとんどなかった」と、昨季J2ワーストの74失点だった守備陣の頑張りを称えた。

　序盤からDF渡部、2年ぶりの公式戦だったGK関を中心に粘り強く守った。後半は徐々にボールを保持し山口ペースに。決定機を生かせなかったが、守備も集中力を切らさなかった。渡部は「組織的な守備は明確になってきている。少しは形にできた」と話した。関も好セーブを見せ、「やるべきことをやろうと思った。勝てなかったことが残念」と話した。

　山口のDF新保は出場機会がなかった。松本でプレーする父・田中とのJ初の親子対決は持ち越しとなった。

　▼山口MF・高木大輔（2年ぶりにチームに復帰）歓声を浴びて胸が熱くなった。失点がなかったのはみんなの後押し。ホームでは負けないようにしたい。