カズが3日のルヴァン杯柏戦に向け「ウズウズしてます」　発生から10年の東日本大震災にも言及

横浜FCの三浦知良
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　横浜FCのFW三浦知良（54）が1日、オンライン取材に応じ、3日のルヴァン杯1次リーグ柏戦への出場と開幕戦で大敗したイメージの払拭へ、意欲を見せた。2月27日、札幌との開幕戦は1―5の大敗、カズはベンチ外だった。

　「開始4分で2点取られて、やってる選手もショックだったと思う。1―2で後半に入れば違った展開になったと思う。（前半終了間際に）追加点を入れられた。あの辺を賢さやマリーシアと言う狡（ずる）さで凌げなかったかなと。絶対に追加点与えてはいけない場面。賢く戦わないといけないんじゃないかなと思いました」

　この日のミーティングでは、下平監督から「もう戻ることはできない。何をすべきか整理してしっかりやろう」と声がかけられ、選手も気持ちを切り替えていた。カズは「出てない選手は試合に飢えてる。僕もウズウズしてます。1―5のイメージを覆す試合をやって6日の大分戦に繋げたい」と話した。

　また発生から10年となる東日本大震災について言及。「被災地の皆さんは同じ10年でも長く感じたのではないか。震災チャリティマッチ（11年3月29日）で得点して被災地の方が喜んでくれて自分にとっても大きな1点だった。震災も今のコロナ禍もそう。エンターテインメントの力は必ず必要、みんなのためにプレーすることは価値があることだと身を持って学んだ」と当時を振り返った。

　コロナ禍が終息すれば再び、被災地にも足を運び「またサッカーをしたいなと思います」と継続的な支援活動についても語った。