浦和　規律違反の杉本“出直し弾”全得点に絡む活躍で信頼回復への第一歩

＜浦和・相模原＞マッチアップする杉本（右）と稲本（撮影・篠原岳夫）
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　沖縄キャンプでの規律違反から“出直し”を図る浦和のFW杉本健勇（28）は13日、J2相模原とのプレシーズンマッチ第2試合（3―0）で1得点2アシストと全得点に絡む活躍を見せた。前半13分、MF田中の得点をアシストすると同31分にはPKを決め、後半にもカウンターからMF関根の得点をお膳立てした。

　厳戒態勢の沖縄キャンプ中にMF柏木とともにクラブが禁じていた外食に出掛け、厳重注意と罰金処分を受けた。6日からは練習も外れ、杉本は10日から合流が認められたが、ロドリゲス監督からは「失望した。今後、自身の振る舞いで信頼を勝ち取ることが大事」と伝えられた。

　試合は公式YouTubeでも配信され、立花代表は冒頭で2選手の規律違反を「誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。また20年収益が19年比で3割減となり60億円を切ることも明かされた。依然として新型コロナとの戦いも続く中、杉本がまずはピッチ上での信頼を取り戻すための第一歩を踏み出した。