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ヘタフェ久保 途中出場もチーム救えず…引き分け挟んで4連敗、指揮官“イライラ爆発”また退席処分

[ 2021年2月15日 01:04 ]

サッカー日本代表の久保建英
Photo By スポニチ

 スペイン1部ヘタフェのサッカー日本代表MF久保建英(19)は14日、ホームでのレアル・ソシエダード戦で2試合連続のベンチスタート。0―1の後半13分から途中出場したが、得点を生み出すことが出来ず。0―1のまま敗れ、チームは引き分けを挟んで4連敗。ボルダラス監督は相手選手との口論により“2試合連続”の退席処分となってしまった。

 試合は今冬の移籍市場で獲得したMF久保とMFアレニャーをともにベンチスタートとし、両選手加入前の基本布陣だった4―4―2でスタート。前半30分にFWイサクに先制ゴールを決められ、0―1で折り返すと後半13分にMF久保とMFアレニャーを同時投入。布陣を変えずに久保は右MF、アレニャーはボランチで起用された。

 同22分には久保がセットプレーの流れから右サイドで相手DFを翻弄。中央へ柔らかいクロスを送ると、FWクチョ・エルナンデスがヘディングシュート。枠は捉えられなかったが好機を演出した。

 しかし、その後はチャンスらしい場面が作れず。するとイライラを募らせたボルダラス監督が後半アディショナルタイムに相手選手と口論になり、前前節のセビリア戦に続き主審からレッドカードを受け退場に。前節レアル・マドリード戦同様に次節ベティス戦でもベンチに入ることが出来なくなってしまった。

 チームはこれで5試合勝利なし。さらに4試合連続ノーゴールと得点力不足も深刻で、降格圏の18位バリャドリードと勝ち点差3。順位は暫定13位だが、このままの状況が続けば残留争いに巻き込まれる可能性も。“2試合連続”で退場処分となった指揮官は既に解任論も浮上しており、この試合での敗戦で今後の去就問題がさらに過熱しそうだ。

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2021年2月14日のニュース