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名古屋MF阿部は柿谷、斎藤との連係に太鼓判「イメージの共有ができている」

[ 2021年2月6日 19:56 ]

練習試合   名古屋 8―1 J2琉球 ( 2021年2月6日    沖縄 )

練習試合J2琉球戦で“移籍後初ゴール”を挙げた名古屋FW柿谷(後方はMF阿部)
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 FW柿谷曜一朗(31)とMF斎藤学(30)の新戦力が移籍後初得点をマークした名古屋の攻撃陣を牽引したのは、MF阿部浩之(31)だった。45分×3本の変則テストマッチで2本目の途中から出場。トップ下として1トップの柿谷や左サイドの斎藤らと何度も好連係を見せ、2得点を含む4得点に絡んだ。

 2本目の27分には斎藤が折り返したクロスのこぼれ球を左足で押し込んで逆転弾。その8分後には柿谷の“移籍後初ゴール”もアシストした。柿谷や斎藤らを追い越す動きで攻撃の幅をひろげ、さらに「攻撃だけではなく守備でもプラスアルファでできるように考えている」と口にしたように前線からプレス。攻守で中心となった。

 「学は同じチーム(川崎Fで18年シーズンから2年間)でやっていたし、曜一朗も得意なプレーは分かっている。あとは合わせるだけの感覚で、流れるようにできた。イメージの共有はできていた」

 気をつけていたのは「互いのスピードを殺さない。スペースをつぶし合わない」こと。まだ実戦2試合目だが手応えは十分だ。「もっとスピード感が出てくるし、精度を高めて得点につながるプレーを求めていきたい」。時には黒子役に回り、そしてチャンスでは脅威のフィニッシャーになる。大型補強で話題を呼んだが、今季から背番号7に変更した阿部も不可欠な存在であることは間違いない。

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2021年2月6日のニュース