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南野が吠えた!新天地デビュー戦で気迫の一撃 チーム5連敗も“光明”見せた

[ 2021年2月7日 02:14 ]

プレミアリーグ第23節   サウサンプトン2―3ニューカッスル ( 2021年2月6日 )

ニューカッスル戦で移籍後初ゴールを決め喜ぶサウサンプトンの南野(AP)
Photo By AP

 英プレミアリーグでリバプールからサウサンプトンに期限付き移籍したサッカー日本代表FW南野拓実(26)が6日、敵地でのニューカッスル戦に先発フル出場。0―2の前半30分に今季リーグ戦2点目となるゴールを決めるなど、新天地デビュー戦で奮起。試合は2―3で敗れたが、リバプールで出場機会を失った南野にとっては大きなリスタートとなった。

 試合は前半16、26分と続けざまに失点。しかし、元気よくピッチを走り回る南野が同30分に追撃弾。左サイドのDFバートランドからボールに反応し、ファーストタッチで相手DFを置き去りにすると、ゴール左前から左足を一閃(せん)。豪快にニアサイドをぶち抜くと、両手をグッと握り締め雄叫びを上げた。

 1―3とリード広げられた後半3分には“FKスペシャリスト”MFウォードプラウズが華麗な一撃。ゴールやや左、約25メートル付近からのフリーキックのチャンスに、右足で放たれたシュートは美しい弧を描きながらそのままゴールイン。頼もしいチームメートの職人技で1点差に詰め寄った。

 後半5分には相手MFヘンドリックが退場となるが反撃及ばず。チームはリーグ戦5連敗と苦しい状況は続くが、南野がデビュー戦でキラリと光る活躍を見せたことが“収穫”となった。

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2021年2月6日のニュース