鹿島2年目MF松村が今季チーム1号！　「次につながる」リーグ戦初得点へ弾み

練習試合   鹿島1―1大分 （ 2021年2月6日    宮崎 ）

今季初の練習試合でチーム第1号弾を決めた鹿島・松村（中央）
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　鹿島は期待のプロ2年目MF松村優太（19）が、今季チームの第1号弾を決めた。宮崎キャンプ3日目の6日、大分と今季初の練習試合（45分×3本）を実施。1本目の22分、DF永戸勝也（26）のグラウンダーの左クロスを滑り込みながら右足で押し込んだ。「今年1年、結果を大事にしている。まず1試合目で点を取れたのは次につながる」と胸を張った。

　静岡学園での選手権Vを引っさげ、迎えた昨季はリーグ13試合に出場。得意のスピード、ドリブルはJ1で通用する手応えを得た一方でリーグ戦は無得点に終わった。「（オフシーズンは）カットインからのシュート練習ばっかりやっていた」と松村は振り返る。明確となった課題改善のため、練習の成果が、早くも結果として表れた。

　今季も新たに高卒ルーキーが加入。松村は「ここに来ている時点で全員が実力がある」と認めた上で、「アドバンテージは昨年の経験。新しい選手につけいる隙は与えない」とライバル心ものぞかせた。2年目の目標に5ゴール5アシストを掲げる19歳は「まだリーグ戦の得点がない。頭でも足でもまず1点をとること」とブレークを誓った。