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最終日に動いた!リバプール 負傷者続出CB補強成功なるか 英紙はDFデイビス&カバク“獲得”と報道

[ 2021年2月2日 00:11 ]

ミルナー(左)を諭すように優しく抱き寄せるリバプールのクロップ監督(AP)
Photo By AP

 欧州サッカーは主要5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)が1日に冬の移籍市場最終日を迎え、英プレミアリーグでは昨季王者のリバプールが懸念されるCBの補強へ積極的な動きを見せた。マーケットの締め切り時間は現地23時(日本時間2日8時)となっており、駆け込みでの移籍実現なるか注目が集まる。

 リバプールは今季、守備の要であるDFファンダイクがシーズン序盤に負傷離脱。複数の現地メディアからは復帰まで最大8カ月とされ“今季絶望”の可能性もあると報じられた。その後もDFジョー・ゴメスが11月に負傷し長期離脱、DFマティプやMFファビーニョは軽傷ながらも度々戦線から離脱するなどCBを務める主力にアクシデントが相次いだ。現状ではMFヘンダーソンを軸に若手のDFフィリップスやDFリース・ウィリアムズでCBを回しているものの、残りのシーズンを戦う上で補強が急務となっていた。

 しかし、コロナ禍の影響により昨季王者にとっても市場で派手な動きは出来ず。最終日を迎えるなか、英紙「リバプール・エコー」が英2部プレストン所属のDFベン・デイビス(25)を獲得することで合意したと報道。金額200万ポンド(約2億8000万円)で今季終了までの期限付き移籍になると伝え、現地時間1日の午前中にもメディカル・チェックを行う段階に来ているもようだ。

 さらに英「スカイスポーツ」ではドイツ1部シャルケからトルコ代表経験もあるDFオザン・カバク(20)も今季終了までの期限付き移籍で獲得し、買取オプションが付くと報道。もともと今季終了後に動く可能性があったが、CBに負傷者が続出したため250万ポンド(約3億6000万円)のレンタル料を支払うことで合意したと伝えるなど移籍報道が一気に過熱した。

 運命の“デッドラインデー”で無事CBの補強に成功するのか、移籍市場最終日の話題はリバプールが中心となっている。

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2021年2月1日のニュース