法大が全国制覇を逃す　札幌入団のGK中野「チームを勝たせることができなかった」

大学サッカー「＃atarimaeni　CUP」決勝   東海大1―0法大 （ 2021年1月23日    東京・味の素フィールド西が丘 ）

試合終了間際、自ら攻撃参加する法大GK中野小次郎（中央）
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　今季J1札幌に入団する法大GK中野小次郎（4年）が、あと一歩で日本一を逃した。

　0―0の後半27分、シュートを弾いたこぼれ球を相手に押し込まれて先制を許した。終了間際には自ら相手ゴール前に上がって攻撃参加したものの、執念は実らず。「自分のプレーでチームを勝たせることができなかった。それでも大学で一番長く同期や後輩と戦えたのは良かった」と悔しさをかみ殺した。

　2メートル0の長身を武器に、昨季は札幌の特別指定選手としてJ1リーグ5試合に出場した。「この悔しさをバネにして、チームを勝たせることができるキーパーになりたい」と決意を口にした。