×

川崎F 三笘弾&ジェジエウ弾で史上最速Vへ王手

[ 2020年11月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第30節   川崎F3ー1横浜 ( 2020年11月18日    等々力 )

<川崎F・横浜>後半8分、先制ゴールを決める川崎F・三笘
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1リーグは18日に3試合が行われ、首位の川崎Fがホームで横浜を3―1で下し、2年ぶり3度目のリーグ制覇に王手をかけた。後半8分にMF三笘薫(23)が新人最多記録にあと1と迫る今季12点目で先制。追いつかれたが、後半45分にDFジェジエウ(26)が決勝点を決めた。21日のアウェー・大分戦に勝てば優勝が決まる。

 劇的な勝利で王手をかけた。ドロー濃厚となった後半45分。ジェジエウが左足で決勝弾を決め、アディショナルタイムには左太腿裏の負傷から約1カ月ぶりの復帰戦だった小林がダメ押し弾。激戦を制した鬼木監督は「自力で優勝できるところまで来られた」と満足げに振り返った。

 一本のパスが流れを変えた。前半40分、田中の裏へのパスに斎藤が反応。ペナルティーエリア外に飛び出した相手GKがハンドで退場となった。数的有利な状況で、後半投入された三笘が得意のドリブルで躍動。後半8分に右足で先制点を決めると、最後は約70メートルのドリブルで小林の得点もアシスト。「過去一番の長さ(のドリブル)が得点につながった」と胸を張った。

 昨季リーグ覇者の横浜には、昨年11月30日のホーム最終戦で1―4の大敗。鮮やかなリベンジを果たして王手をかけた。21日の大分戦に勝てば、10年名古屋の残り3試合を超え、残り5試合の史上最速Vが決まる。 

 首位の川崎Fは次戦21日のアウェー大分戦に○ならば無条件で優勝が決まる。△か●の場合は、翌22日に2位G大阪がアウェー浦和戦に△か●で優勝決定。○の場合は25日の直接対決に持ち越しとなる。

続きを表示

2020年11月19日のニュース