柏・ネルシーニョ監督「元気です」　コロナ回復後初の取材対応、現場復帰で再出発の誓い

オンラインで元気な姿をみせる柏・ネルシーニョ監督
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　新型コロナウイルスに感染したJ1柏のネルシーニョ監督（70）が19日、回復後初めてオンラインで取材対応した。報道陣の前で約3週間ぶりに、元気な表情を見せた指揮官は「元気です。おかげさまで順調に回復し、数日間は高熱も出たが、今は現場にも復帰して元気です。ご心配をお掛けいたしました」と話した。

　今月3日にPCR検査で陽性を確認。一時は38度を超える高熱を発症し、千葉県内の病院に10日間ほど入院していた。その後、容態が悪化することなく順調に回復。隔離生活で感染前から体重は3キロほど落ちたというが、「昨日（18日）からエクササイズを始めました。まだ100％ではないが、試合当日にコンディションを合わせていきたい」と語った。

　10日までに選手5人、トップチームスタッフ11人の計16人が陽性判定を受けるクラスター（集団感染）が発生。今月7日に予定されていたルヴァン杯決勝（対FC東京、国立競技場）は、来年1月4日に延期が決まっていた。2週間の活動停止が明けた前日18日に全体練習を再開。21日のホーム鳥栖戦から再開する。指揮官は「一丸で戦っていく準備はできている」と再出発を誓った。