×

清水・平岡新監督 初のオンライン取材対応「戦う集団つくりたい」3日神戸戦で初陣

[ 2020年11月2日 19:35 ]

練習で指示を出す清水・平岡新監督(中央)
Photo By スポニチ

 J1清水の平岡宏章新監督が2日、現状打開に向けた決意を語った。1日にコーチからの昇格が発表されてから一夜、就任後初めてオンライン取材に対応した。

 「もう一度強い清水を取り戻したい、戦う集団をつくりたい」と所信表明。1日に契約解除が発表されたクラモフスキー前監督の「攻守で主導権を握るサッカー」を継承しながら、ここまでリーグ最多54失点と課題の守備の改善と選手の意識改革に取り組む。

 現在リーグ17位と低迷するが「選手一人一人の能力は決して低くないと思っている」と強調。「最後に体を張れるかどうか、球ぎわに強くいけるかどうか。そういうところが足りなかったところかなと思うので意識していきたい」と続けた。

 0―0で引き分けた10月31日の前節・柏戦後、成績不振を理由にクラモフスキー前監督の退任が決定。就任要請を受けた際は「コーチとしてサポートできず申し訳なく思っていたので、すぐ“やります”という訳にはいかなかった」と明かす。それでも最後は地元であり、現役、指導者として携わってきたクラブのため「力になれれば」と決断した。

 あす3日のホーム神戸戦が初陣。1日の非公開練習から指揮を取り始めたばかりとあって準備は十分でないが「自分たちのスタイルを貫いていきたい」と意欲的。新たな船出に8戦ぶりの勝ち点3を添える。

続きを表示

2020年11月2日のニュース