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INAC神戸が4連勝 エース岩渕は負傷交代し松葉杖

[ 2020年11月2日 08:00 ]

C大阪堺レディース戦に臨むINAC神戸の選手たち
Photo By スポニチ

 なでしこリーグ1部でINAC神戸がホームでC大阪堺レディースに3―1で勝利し、4連勝で2位をキープした。両チームで計9選手のなでしこジャパン候補を揃え、代表の高倉監督も視察に訪れた中、前半7分にCKからDF西川が右足ダイレクトで先制点をマーク。同33分にはMF杉田が右足で豪快なシュートを蹴り込むと、後半12分にはゴール前のこぼれ球をFW高瀬がオーバーヘッドで押し込んだ。

 相手の反撃を1点のみに抑え、3―1の白星で4連勝。残り3試合で首位浦和と勝ち点8差と極めて厳しい状況ながら、リーグ終了後には皇后杯も控えている。指揮を執るエンゲルス監督は「一つの目標だけじゃなく、チームや個人でいろんな目標や目的があった方がいい」と前を向く。

 一方で今後への不安材料となったのが、なでしこジャパンの日本代表FW岩渕が負傷交代したこと。左足首を痛めてピッチを後にし、試合後には松葉杖をついた。エースの状態について問われ「今日の試合の中で一番良くないこと。どんなケガかはこれから」と表情を曇らせた指揮官。近日中に病院で検査を受けることになる。

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2020年11月2日のニュース