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森保ジャパン カメルーンと0―0ドロー コロナ禍で初の代表戦、途中出場の久保が終了間際に惜しいFK

[ 2020年10月9日 23:05 ]

男子サッカー国際親善試合   日本0―0カメルーン ( 2020年10月9日    オランダ・ユトレヒト )

<日本・カメルーン>カメルーン戦に臨んだ森保監督(JFA提供)
Photo By 提供写真

 男子サッカー日本代表は9日、オランダでカメルーン代表と対戦。コロナ禍の影響により今年初戦となった代表戦は0―0のスコアレスドローに終わった。注目の19歳MF久保建英(ビリャレアル)は後半20分から途中出場。試合終了間際にはフリーキックのチャンスで惜しいシュートを放つも代表初ゴールはお預けとなった。

 史上初となる欧州組のみの招集となった日本代表は7人選出されていた東京五輪世代から中山、堂安の2人を先発起用。コンディション不良で遠征参加を辞退したDF長友に代わり、左サイドバックには安西が起用された。

 日本は中盤で思うようにボールが繋げず大きなチャンスのないまま前半終了。ボール保持率ではカメルーンに圧倒されつつもカウンターから何度か好機を迎えたが、南野のシュートが相手DFにブロックされるなど得点は生まれなかった。

 後半からは安西に代え伊東を投入し、システムを4―2―3―1から3―4―2―1に変更。酒井、吉田、冨安の3バックで2列目には堂安、南野を置き、代わった伊東は中盤右サイドに入った。

 すると後半4分にいきなりチャンス到来。右サイドを駆け上がった伊東のクロスからペナルティーエリア中央で大迫がヘッド。しかしシュートは枠を捉らえることが出来なかった。

 伊東の投入で徐々にいいリズムが生まれ始めた日本は同20分、堂安に代え久保がピッチへ。さらに同26分には南野に代わって鎌田を投入。これで2列目は久保、鎌田の並びとなった。

 同36分には右サイドからのグラウンダーのクロスに原口が右足で合わせるも、シュートはGKにキャッチされゴールならず。同39分には久保が左サイドからドリブル突破でペナルティーエリア深い位置まで侵入し中央へクロスを送るも、大迫の頭に合わず逆サイドへ流れてしまった。

 後半アディショナルタイムには伊東が右サイドからドリブル突破でフリーキックを獲得。ペナルティーエリア外、やや角度のない位置から久保が左足で直接シュートを狙ったが、相手GKがわずかに触りボールはゴールポスト上をかすめ枠の外へ。このまま試合終了のホイッスル。後半はボール保持率でも相手を上回った日本だったが最後までネットを揺らすことが出来なかった。

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