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久保―大迫ホットラインで“五輪予行”だ!初の同時先発へ期待「練習じゃ分からない部分たくさんある」

[ 2020年10月9日 05:30 ]

男子サッカー国際親善試合   日本―カメルーン ( 2020年10月9日    オランダ・ユトレヒト )

カメルーン戦へ向け調整する(左手前から)原口、久保、堂安ら日本代表イレブン
Photo By 共同

 サッカー日本代表は9日、今年初戦となる国際親善試合でカメルーン代表と対戦する。今回の遠征には東京五輪世代が7人招集されているが、東京五輪オーバーエージ(OA)枠の有力候補でもあるFW大迫勇也(30=ブレーメン)にとっては、五輪世代のMF久保建英(19=ビリャレアル)らとともにプレーできる貴重な場になる。これまで同時に先発したことがない2人が“五輪リハーサル”ともいえる一戦でホットラインを築く。 

 カメルーン戦を前に、大迫はシンプルに宣言した。「前の選手なので、しっかりとゴールに絡む、ゴールを取る、そこが一番」。新型コロナウイルスに関するブレーメン州の保健当局の規定により、ユトレヒトからドイツに戻った場合は隔離が必要となるため、カメルーン戦後には日本代表を離れることが決まっている。それでも「代表でのプレーのイメージは常に持っている。準備は確実にできている」と言い切った。

 この一戦は“五輪リハ”も兼ねている。今年五輪が開催されていれば、五輪代表も指揮する森保監督はOA枠の使用を決めており、大迫はその筆頭候補の一人だった。来夏も指揮官がOA枠の使用を選択した場合、大迫は依然FWの有力候補の一人だ。

 五輪世代の2列目は最激戦区。その主役は久保で、1トップ候補の大迫との相性はチームづくりの鍵を握る。過去に2人が一緒にピッチに立ったのは3試合でわずか53分間のみ。先発のそろい踏みはない。仮に久保がスタメンでなくとも、本番前の数少ない貴重な共演の場だ。「正直練習じゃ分からない部分もたくさんある。試合の中でコミュニケーションを取っていければ」と久保との連係のすり合わせを誓った。

 所属するブレーメンでは、直近のビーレフェルト戦で出番を得られず厳しい状況が続くが「自分の中でいろいろと考えながら、コンディションを上げてプレーすることに取り組んでいる。自分を信じて取り組むだけ」と言う。見据える先は22年W杯カタール大会。そこにつながるW杯予選に向けても、今回のゴールは欠かせない。この日、カメルーン代表からコロナ感染者が2人出たが、来年3月に再開予定のW杯予選でも同じような事態が起きるかもしれない。日本の将来を担う19歳と築く“半端ない新ホットライン”で、W杯予選や東京五輪本番に向けた手応えをつかむ。

 ≪大迫と久保 意外?同時先発これまでなし≫大迫と同じピッチでプレーした東京五輪世代は堂安(11試合)、冨安(10試合)、久保(3試合)の3人。久保は昨年6月のエルサルバドル戦で23分、9月のパラグアイ戦で21分、ミャンマー戦で9分の計53分のみ。全て途中出場からの共演で、同時先発となれば初となる。

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