FC東京DF渡辺「試合中も自分が引っ張る」　橋本＆室屋移籍でリーダーの自覚

　FC東京の日本代表DF渡辺剛（23）がチームを背負う決意を口にした。チームは3日、都内で5日のアウェー大分戦に向けた非公開練習を実施。その後に渡辺はオンラインで取材に応じた。

　「自分がキャプテンマークを巻いてやらせてもらっていて、自覚が出てきている。試合中も自分が引っ張っていかないといけない」

　主軸だった日本代表MF橋本拳人（27）や同DF室屋成（26）は欧州クラブへと移籍。さらに主将のMF東慶悟（30）が右第五中足骨骨折で離脱した。そんな中、チームをけん引するという責任が芽生えた。

　「昨年は自分のプレーの良い、悪いを気にしていた。今はチームを見ないといけないと思っている。自分のプレーが良くなくても、チームが崩れないように気を配りながらやらないといけない」

　公式戦3連勝に向けて、首都クラブを背負うという気持ちを敵地での大分戦でも見せる。