J2京都・実好監督は高卒新人MF谷内田を高評価「一番変化をもたらせる」

　J2京都の実好礼忠監督（47）が3日、オンライン取材に応じ、あらためて“継続路線”を強調した。前日2日の大宮戦は最後に失点を喫し2連敗。6試合勝ち星がなく順位は13位まで落ちたが「結果が出ていないところはあるけど後ろに重くはなりたくない。守備の意識だけを考えてやるとかはしない。ダイナミックなプレーの選択をしたい」。5日のホーム千葉戦でも攻守一体型の戦法は変えるつもりはない。

　大宮戦では若手を積極的に起用。その中でもプロ初スタメンとなった高卒ルーキーのMF谷内田哲平（18）について「今、中盤で一番変化をもたらせる選手。一番、チャンスを生み出せる。そこを出してくれた。守備も凄く良くなっていて、ハードワークができるようになっている」と高い評価をした。中2日の千葉戦では若手と主力の融合にも期待が掛かる。

　新スタジアムではいまだ負けなし（4勝2分け）。DFバイスは「負けていないホームで何とか勢いを取り戻したい。勝ち星を積み上げていきたい」と“パワースポット”での状況好転に意気込んだ。