鳥栖DF小林　練習再開に「喜びはあるが責任感も感じる」

オンライン取材に応じる鳥栖DF小林主将

　監督、選手ら12人が新型コロナウイルスに感染したJ1鳥栖は26日、佐賀県鳥栖市内で練習を再開し、約30人の選手が1時間半ほど軽めのメニューで調整した。

　オンラインで取材に応じた主将のDF小林祐三（34）はサポーターや対戦相手などへ謝罪し、「（練習を再開できた）喜びはあるが、同時に責任感も感じるし、選手からもそのようなものを感じた」と語った。

　金明輝監督ら感染者は当面、自宅隔離となる。活動休止後の初戦となる9月5日のホーム横浜FC戦は指揮官が不在となる可能性が高いが、小林は「いい準備をして、監督を安心させたい」と意気込んだ。保健所の指導のもとで感染対策を徹底しながら、今後の調整を進めていく。