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神戸 痛いドロー イニエスタ、フェルマーレンに続きチーム得点王ドウグラスも負傷交代

[ 2020年8月27日 05:30 ]

明治安田生命J1第24節   神戸2-2川崎F ( 2020年8月26日    ノエスタ )

<神戸・川崎F>前半、勝ち越しゴールを決める神戸・ドウグラス(撮影・後藤 正志)
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 神戸はホームで首位川崎Fと対戦し、2-2で引き分けた。DF西大伍(32)のゴールで追いつき、一度は勝ち越したものの、追いつかれた。

 首位相手とはいえ、神戸にとってはフラストレーションのたまるドローとなった。1点ビハインドの前半30分、元日本代表MF山口のパスから元日本代表DF西が右足ダイレクトで決めて同点。同42分にはFWドウグラスが豪快なヘディングシュートを決めて勝ち越した。だが、その後に訪れたチャンスを仕留められず、後半30分に同点弾を献上した。

 「2―1の状況で3点目を決めるべきだった」というフィンク監督の言葉が全てを物語る。追いかける川崎Fが前掛かりとなり、カウンターから数多くの決定機を迎えながらも、途中出場のMF小田らが生かし切れない。元スペイン代表MFイニエスタらをケガで欠いたものの、メッシ級のゴールゲッターがいれば…と思わざるを得ない展開となった。

 鹿島で8年間にわたってプレーした西は言う。「カウンターから仕留めるチャンスがあったけど、そこのクオリティーが低かった。上に行くためには、こういう試合を勝たないと。強いチームなら4点ぐらい取っているんじゃないかなと思います」。詰めの甘さを露呈し、今季初の連勝に失敗。さらにチーム得点王のドウグラスが右膝を痛めて後半23分に途中交代するなど、過密日程の中で今後への不安も残した。 

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2020年8月27日のニュース