×

INAC川澄 4年ぶりなでしこL復帰 浦和に0―1敗戦…途中出場もシュートなし

[ 2020年8月24日 05:30 ]

<INAC神戸・浦和>後半途中から出場したINAC神戸・川澄(右は浦和・塩越)(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 なでしこリーグ第6節は各地で2試合が行われ、元なでしこジャパンで米女子プロリーグのスカイブルーからINAC神戸に期限付き移籍で加入したMF川澄奈穂美(34)がノエスタでの浦和戦で4年ぶりにリーグ出場した。1点を追う後半24分から投入されたが、チャンスは訪れず、0―1で敗戦。チームは3試合勝ち星なしで4位に後退した。

 4年ぶりのピッチは、ほろ苦いものとなった。1点を追う後半24分、サポーターの拍手に送られ、川澄が登場。16年6月以来の出場も、勝てば首位に立つ可能性もあっただけに、「優勝を決める試合と言っても過言ではないと思っていた」と感慨はなし。気合十分に走り回ったが、シュートを打つ場面はなく、1点が遠かった。

 「(エンゲルス)監督はポジティブなので“一番いい試合”と言っていたが、選手は厳しい目で見ないといけない」

 お団子ヘアにピンクのヘアバンドで彩りを添えた34歳の原動力は誰よりもある勝利への執着心。首位とは勝ち点4差。もう負けられないチームへ黄金時代のスピリットも注入する。

続きを表示

2020年8月24日のニュース